調整剤低濃度

別名「人工青水剤みたいな」
飼育水として使いにくい水道水(新水)を大急ぎでこなれた飼育水にしたい時に効果的です。
魚には必ず微量元素とミネラルが必要です。それは、生きる(諸臓器の正常な働きや筋肉の動作)為に必要なのです。
それらを無視した閉鎖空間での飼育というのは、現状の水産学ではありえません。
特に淡水魚は、常に水が外部から侵入してくる環境(浸透圧)下で生息しています。
飼育水のミネラルや微量元素の配分は、体液の保持にも関わる重要な要素となります。
この調整剤は魚類が自然界で摂取している植物質由来のミネラル分を大量に含有し、飼育水を適度な浸透圧に調整します。
(水道水のミネラル補正用として)
そして、常在する好気性バクテリアの繁殖を活性化させる働きがあり、リセット後の立ち上げ用としても有用です。
ひととき熱帯魚水槽で流行ったトマトジュースをぶち込むやりかた(カリウムと有機物添加目的)よりははるかに有用で強力、かつ洗練された手法と存じます。
また、バクテリアの「弱い」水槽にも有用で、水を長持ちさせる作用もあります。
(立ち上げ「期間の短縮」目的です。バクテリアは入っておりません。「これ一本でOK!」的なものではありません。何卒御了承下さい。)
病中・病後及び食欲の落ちた個体の保養目的や、稚魚の育成促進にも効力を発揮します。
天然青水の効能とは若干異なりますが、何も無い環境から立ち上げ、新水・新フィルターから急いで魚を守るにはかなり使えます。
新水・新フィルターは「やるな」と言われるものですが、一方でやりたくなくてもやらねばならない状況も観賞魚飼育にはあるものです。
イレギュラーな状況のサポートや、テクニックの一部(補助)としてご活用戴ければと願います。
これは震災以前から中国金魚・問屋物の大型個体(高額な魚)トリートメント用に開発して使っていたものですが、震災以降急にお客様の要望が増え、店頭販売に至りました。
特に震災以降の化学濾過系を食らった東日本のクリアーな水道水、または西日本方面の藍藻対策を食らった水道水の補正にも効果を発揮致します。
他器具メーカーから出ているタイプのミネラル剤やビタミン添加等の謳い文句でこの手は沢山出ておりますが、殆どが無機化学系資材です。
弊店の調整剤は有機化学系資材のみから作られ、有機物も自然界に存在するタイプのもの以外一切入っておりません。従いまして、魚本来の本能を刺激し、自然に摂取・分解・調整が可能です。
正直申し上げて調剤がかなり面倒なので、従来は店頭限定とさせていただいておりましたが、レッドスターの特許出願&カート販売に伴い、販売ページにアップさせていただきました。
レッドスターで虫落としをした後、調整剤で保養すると、より一層魚体の健康状態の改善に効果のあるものです。
保存は絶対に冷蔵庫でお願い致します。
販売価格
600円(内税)
購入数